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ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)半導体最大手の米インテル(Nasdaq:INTC)は、ノートパソコン向けの技術の総称である知名度の高い商標「セントリーノ」の使用を段階的に打ち切ることなどで、半導体ブランドを整理する計画を明らかにした。 インテルは、この取り組みの狙いは数々のブランドや商標を整理して分かりやすくすることにあるとしている。同社はそのほかにも、自社の代表的マイクロプ ロセッサー(MPU)の販売促進に注力し、セントリーノなど、複数のチップの「プラットホーム(基盤)」の宣伝努力は縮小する計画。
インテル副社長兼法人マーケティング担当取締役のデボラ・コンラッド氏は「ますます分かりにくくなっている。消費者が細かな名称を目にする必要はない」と語った。 2003年に3億ドルの広告キャンペーンとともに導入されたセントリーノ・ブランドは、MPU、チップセット、無線インターネット接続用チップの3種類 のインテル製半導体の商標を含んでいる。だが来年からはインテルの無線ネット接続技術だけを指すことになる予定だ。コンラッド氏は、セントリーノの宣伝は ノートパソコンの需要創出に大いに効果を上げたものの、消費者はインテル製品におけるこのブランドの意味を理解していない、と指摘した。 インテルはそのほか、「コア」を自社MPUの旗艦ブランドとして強化することにも重点を置く。その一方で、「ソロ」、「コア2デュオ」、「コア2クアッド」などの二次的名称は段階的に廃止する。 こうした派生語は、個々のチップに搭載されたプロセッサーコア(電子頭脳)の数を表すためのものだが、今後数年でコア数が4を超えることを踏まえると、 コア数を名称で表すのは次第に難しくなる。その代わり、コア・シリーズを性能に基づいて3等級に分け、「i3」「i5」「i7」の名称で識別すると、コン ラッド氏は語った。 インテルはすでにデスクトップパソコン向けの高性能チップで「ネハレム」(開発コード名)シリーズの第一弾である「コアi7」を販売している。次のモデルは、同じ技術を利用した中位モデル「コアi5」で、今年後半に発売する予定。 インテルは、コア・シリーズより低位のシリーズである「ペンティアム」、「セレロン」、「アトム」のブランド名を維持する計画。同社は既存チップの名称変更は予定していないが、今後の新製品発表時には、より簡単な命名規則を採用していく方針だ。 ただエンドポイント・テクノロジーズ・アソシエーツのアナリストのロジャー・ケイ氏は、「移行期間」後もインテルには多くのブランドがあり、「いわゆる単純化をしても極めて複雑なままになりそうだ」と指摘している。 NIKKEI NET 厳選サイト:関西の賃貸住宅
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